Sunday, November 11, 2012

近頃のプリンターは...

3年ほど前から hp 社の Photosmart C309-G というプリンターを使っているのですが、久しぶりに印刷してみようと思ったら

  1. フォトペーパーが給紙ジャム
  2. モノクロ印字でエラーはないのに印刷結果は真っ白

という二つの現象が発生しました。

「1.」のフォトペーパーの給紙ジャムの方は、カバーを開けた状態で綿棒でローラーを掃除する事でだいぶ良くなりましたが、さらにセットする用紙の厚さが 0.3mm 以上の場合は、給紙方向の紙のエッジを爪で慣らしてから1枚ずつセットしてやると良いようです。

「2.」のモノクロ印字で真っ白は、何度もプリンタの「インクカートリッジのクリーニング」を行っても治らなかったので、ついにはプリンタの分解までやってしまいました。

結局、原因はインクヘッドの目詰まりで、熱湯を入れたトレーの中にしばらくインクヘッドを浸けておいたら治りましたが、分解して驚いたのは「インクカートリッジのクリーニング」を行った際の廃液処理を、最終的にはコットンの固まりで行う構造になっていたこと。

これは十数回程度のクリーニングで装置寿命とする設計であるということで、最初から何年も使える物ではないことを前提としているようです。

プリンタ本体とインクカートリッジの値付けを考えると、hp 社のものに限らず他社の製品も近頃のものは大凡同じ構造となっていると思われるため、今後プリンタを買い替える際にはインクヘッドを外してセルフで清掃できるものを選びたいと思います。