追加した HDD は、Western Digital の WD4011FAEX という HDD。
Mac だったら何も考えなくていいと思って、自分の好みだけで 4TB のものを選んだのですが、まさか Disk Utility でフォーマットが失敗するとは思いませんでした。
どうゆう事かというと、ボリュームを作るとディスク名称もボリューム名と同じになるばかりか、GUID パーテーションにもならなかった模様。
右のキャプチャ (クリックすると大きくなります) で説明すると、ディスク名称は通常、"ディスク容量 + ディスク型式"となるはずなのに、ボリューム名称と同じ Time Machine HD という名称になっていて First Aid と Partition しか処理を選べなくなっています。
ネットを検索してみると、普通はこんな現象になることはないようですが、Apple の Discussions に事例があったので、解決できるかやってみました。
Discussions に倣って、Logical Volume Group の UUID を指定した次のコマンドで、誤ったディスクの認識状態を削除できました。
diskutil cs delete UUIDそして更の状態になったら、パーテーションを 1 Partition で作成し、ボリュームの名前を設定すると、うまく認識してくれました。
※うちでの例の場合、UUID は 9144D462-E94F-481E... の文字列となります
どうも、今までは新しいディスクをセットしたら、Disk Utility の Erase 処理でボリューム名を指定していた記憶があるのですが、今回はそれが原因であるようです。
ディスクの搭載ベイに関わらず、新しいディスクをセットして、Partition の処理から一つもしくは複数のボリュームを作成すると、今回のような事にはならない模様。
これが Mountain Lion からの仕様変更なのか、4TB のディスクだからなのかはよくわかりませんが、原因が判明したので良しとしたいと思います。
さすがにランダム処理では磁気ヘッドのない SSD には敵いませんが、5年前の HDD と比較すると技術の進歩に驚きを隠せません。
使えるまで手間のかかった分、長く使用していこうと思いました。