Saturday, August 10, 2013

装置内温度について

前回 Macs Fan Control でメモリとか電源とかの温度をあまり上げないような設定をしましたが、少し問題があることが判明しました。

それは、電源ユニットだけはスリープしている間も温度が高くなっているのですが、スリープ解除時のその対応動作について。

右のスリープ解除後の温度推移のスクリーンショットで説明すると、メモリなどのロジック部が休止状態から平常動作に移行するのに伴い通常動作温度へと上昇していくのに対して、電源だけはスリープ時に上昇してしまった温度を即刻下げようと、しばらくの間電源ファンが盛大に回転するという、少し不安を感じさせる動作になってしまいます。

Mac OS X のデフォルト動作では、スリープ解除時に電源が 70℃程度というのは別に慌てるほどではないという考え方からか、ゆったりしたファンの回転で温度制御を行うようですが、ネットで検索される電源故障の事例数を考えると、せめて使用していない状態での内部温度は出来るだけ上昇しないようにしたいところ。

結局、Mac Pro の故障率を人為的に下げる手段としては、Macs Fan Control で通常の内部温度をデフォルトよりも低く抑えるのに加え、「スリープをさせない」、「しばらく使用しない時はシャットダウンする」という運用を併用するのが良さそうです。

私の場合、明示的にスリープを指示するより、一定の未使用時間でスリープさせることが多いため、環境設定でスリープさせないように変更しました。