Saturday, September 08, 2012

M. Lion にした

なんか、今までになくアップデートに魅力を感じなかった Mountain Lion (以下 M.Lion と略) ですが、ようやく本番移行することにしました。

Lion を使用しつつ一ヶ月くらい、別パーテーションに M.Lion を入れて試用していましたが、Lion と比べて M.Lion の良い点・悪い点は以下。


(M.Lion の良い点)
  • iPhoto と iTunes や Safari を同時に使用していても、動画の再生に影響が出ない
  • root ユーザーとのユーザースイッチが正常にできる
  • Lion より動作が速い

(M.Lion の悪い点)
  • iPhoto '09 のライブラリでスクリーンセーバができない
  • Safari のトップサイトに星印がつかなくなった

やっぱり悪い点に目をつむっても、良くなった点を優先した方がメリットが大きいと思いました。
写真管理ソフトは、今回の移行にあたり Aperture や Lightroom も試しましたが、撮った写真のパラメータはいじることがないのと、キーワードとかの閲覧性・ブラウザの高速性から引き続き iPhoto '09 を使うことにしました。



あと、今回インストールして気づいた点をいくつか紹介します。


(ログイン時の入力がローマ字モード)

英数キーを押せば英文字入力ができますが、System Preference > Users & Groups > Login Options > Show Input menu in login window にチェックをつけて再起動し、Login 画面の右上のメニューから Romaji を選択すると次回からデフォルトが英文字入力になります。
直ったら Show Input menu ... のチェックは外しても OK 。


(Finder の Inline Progress 表示が止まる)

ギガ単位のサイズのフォルダをコピー中に Finder の表示を別の階層に移すと、コピーが終わっても Inline Progress 表示が途中のままになってしまいますが、Finder の ⌘ + I (Get Info) をすると直ります。


(Dock 内 iPhoto アイコンの Recents ライブラリの消し方 )

iPhoto のライブラリを間違って作ってしまったりすると、Dock の iPhoto を右クリックした時に iPhoto Library が複数表示されてしまいますが、次のオペレーションで消すことができます。
  1. ~/Library/Preference/com.apple.iPhoto.LSSharedFileList.plist を削除
  2. Log out ,Log in もしくは Terminal から killall Dock と入力
まぁ、これは Lion でも同じだと思いますけど...
Preview とか TextEdit とかにも応用できる技です。
(ホームディレクトリの Library 表示)

Lion と同じく Terminal から、chflags nohidden ~/Library と入力


(Safari で文字の大きさを指定)

Terminal から以下を入力

  1. defaults write com.apple.Safari com.apple.Safari.ContentPageGroupIdentifier.WebKit2StandardFontFamily 'Lucida Grande'
  2. defaults write com.apple.Safari com.apple.Safari.ContentPageGroupIdentifier.WebKit2DefaultFontSize 13
  3. defaults write com.apple.Safari com.apple.Safari.ContentPageGroupIdentifier.WebKit2FixedFontFamily 'Consolas'
  4. defaults write com.apple.Safari com.apple.Safari.ContentPageGroupIdentifier.WebKit2DefaultFixedFontSize 11


(iPhoto '09 の iPhoto ライブラリでスクリーンセーバー)
  1. iPhoto '11 をインストールした後に、iPhoto の最上位階層で一旦スクリーンセーバーを設定
  2. Application フォルダから iPhoto を別のディレクトリに移動した後、iPhoto '09 をインストール
  3. iPhoto '09 の最上位階層限定でスクリーンセーバーが設定されます
とりあえず。