Saturday, February 04, 2012

Intel SSD 510 再びフォーマットが壊れる

前回の不具合対応から三週間ほど経ち、順調に使用できるようになったと思っていたら、先日また立ち上げできなくなってしまいました。

状況としては、写真のように起動時にプログレスバー (※) が出て、いくら待ってもOSが起動してくれない状態です。
※ このプログレスバーが出る場合、ファイルシステムの問題解決のためにテストやキャッシュのクリアをしているようです。

リペアディスクで復旧できるかやってみましたが、Recovery HD (※) の Disk Utility でも、Snow leopard の Disk Utility でも "Incorrect number of thread records" で終了します。
※ こういう時に備えて、Recovery Disk Assistant で Mac OS がバージョンアップする度、USB フラッシュメモリに最新の Recovery HD を作成しておくと安心です。

前回までと違って、今回はディスクのアイコンも見えるし、別な HDD にインストールしてある BOOTCAMP の Windows Vista (※) からだとアクセスできるという微妙な状態でした。
※ BOOTCAMP で Windows から立ち上げる際、接続された SSD が不調だと STOP=0x00..00A のブルースクリーンになってしまうようで、問題なく認識してくれるまで何度か再起動を繰り返す必要がありました。

SSD が壊れた場合、メールのデータとか入っているし、むやみに「故障したから交換してください。」という訳にはいかないので、もう少し改善策を模索してみることにしました。


- 追加施策 -

とりあえずは再フォーマットだけで回復できそうですが、再発されると困るので今回二つの施策を施すことにしました。

① 一つ目は、前回やらなかった Intel SSD Toolbox からの "Secure Erase" 。

これ、SSD の全データの完全消去という安心コマンドなのですが、パーテーションがない状態で、電源が入ったまま SSD の電源コードを抜き差しする必要があるので、ちょっと躊躇してしまう作業です。

パーテーションがない状態にするのは、EFI システムパーテーションの削除で手こずりましたが、Windows の diskpart というユティリティでなんとかクリア。

また、電源コードを抜き差しという点については Mac Pro に実装している状態だと電源が入ったまま SSD を抜き差しすることになるのですが、ポートごとに SATA コントローラーが実装されているから大丈夫だろうと、画面の指示通りやってみたら成功しました。

② 二つ目は、不具合発生のタイミングを思い出してみると、夜寝る時に Mac の電源を切らないで翌朝シャットダウンした、その次の電源オン時のような気がするので、System Preference > Energy Saver > Put the hard disk(s) to sleep when possible をオフにしてみることに。

最初の不具合が購入から3週間後、今回も前回の修復から3週間後だったので、1ヶ月ほど様子を見て再発するようなら、今度は PLEXTORM2P か OCZ の燃料の名称が付いている SSD にチャレンジしてみようと思います。


(おまけ)

Option キーを押しながら電源を入れると出てくる Recovery HD のアイコンが嫌いな方は、ターミナルから diskutil list とコマンドを打つと、ディスクの内容の一覧が出ますので、ここで Recovery HD が見えれば、diskutil mount 'Recovery HD' と打つことで不過視だった Recoery HD が Finder から見ることができるようになります。

あとは、いつものやり方でディスクアイコンを変更してやると、Option キーを押しながら電源を入れる時に出てくるアイコンも変わります。